中国語検定3級の難易度と合格率は?

中国語検定3級の難易度と合格率 3級

「中国語検定3級って結構難しい」「範囲が広い」そんな声を結構耳にすることがあります。

多くの3級受験者が「3級は難しい」と感じるそうです。もちろんしっかり対策をすれば合格できるレベルですが、「過去問をやれば大丈夫だろう」と油断していると合格から遠ざかってしまいます。

早めに中国語検定の難易度・合格率を知って余裕をもって中国語検定3級合格への対策を立てられるようにしましょう。

中国語検定3級の難易度は?ピンインや声調の問題出る?

中国語検定3級の難易度と合格率は?

ここでは中国語検定3級の難易度について、その取得に必要な勉強時間やレベルを紹介していきます。

中国語検定3級合格するにはどれくらいの勉強時間が必要?

中国語検定3級の取得にかかる勉強時間については以下のように設定されています

  • 必要学習時間:200~300時間
  • 一般大学の第二外国語における第二年度履修程度

必要学習時間が「200~300時間」とありますが、完全に知識のない状態から独学であれば、個人差はありますがプラス100時間~200時間程度必要になります。

また、「第二年度履修程度」とありますが、こちらに関してもただ履修しただけでなく、しっかりと復習などして内容を理解して初めて取得できる程度だと思います。

中国語検定3級のレベルはどれぐらいなの?

中国語検定3級取得者のレベルについては以下のように設定されています。

基本的な文章を読み,書くことができる。簡単な日常会話ができる。
発音(ピンイン表記)及び単語の意味,常用語1,000~2,000による複文の日本語訳・中国語訳

「簡単な日常会話ができる」とされていますが中国語検定3級にはスピーキングの試験はないので、実際スムーズに会話をしようとすると練習が必要になるでしょう。

また特に中国語のネイティブの人と話をする時などは、リスニングCDのようにきれいな発音で話をする人ばかりではないので特に注意が必要です。あくまでも知識量としてその程度の単語量・語彙力があるということです。

中国語検定3級は履歴書に書ける?

頑張って合格しても、「中国語検定3級って履歴書に書いても恥ずかしくないレベル?」と、つい心配になってしまいます。

また、英検のイメージもあるので、中国語検定3級って、就職後は役に立つレベルではないんじゃないか不安になってしまいがちですが、中国語検定3級は履歴書に書いても恥ずかしいということはありません。

日本人学習者にとっては、義務教育でも習っている英検と比べて、中国語は特殊かつ難しいと感じる人が多く、中国語検定3級まで取得していれば、本格的に中国語を学んでいる人として一目置かれることもあります。

ただ、先にも書いている通り、中国語検定3級を取得していたとしても、会話力が無ければ、就職先で自分自身が困るかもしれません。

3級はあくまでも日常会話の前半をマスターしているというレベルになりますので、会話力に自信が無い場合は、再度3級の教材を利用して音読練習することをおすすめします。^^

中国語検定3級の合格点・合格率は?

中国語検定3級の難易度と合格率は?

以下では中国語検定3級の合格点・合格率について紹介していきます。

中国語検定3級の合格点は何点?

  • リスニング 65点
  • 筆記    65点

中国語検定3級はリスニングと筆記試験からなっており、上記のようにそれぞれの合格基準得点は65点となります。難易度を考慮してその回のみ別の点数が設定されることもあるようですが、ほとんどの場合はこの点数が基準となるので覚えておいてください。

中国語検定3級合格率は?

中国語検定3級の合格率については、もちろんその回によって差はありますが、だいたい30~40%となっています。低いようにも見えますが、しっかりと参考書などを使って勉強すれば決して合格できない難易度ではありません。

中国語検定3級の難易度と合格率は?まとめ

本文にもあったように、中国語検定3級は簡単な日常会話やある程度の文章の翻訳などができるようになるレベルです。実際に応用的なことやビジネスシーンで役に立つのは2級からと言われていますが、まずはこの3級を目指してみてはいかがでしょうか。

 

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